2024.01.31
インカに触れる旅!世界文化遺産 クスコ市街 インカの都を探検いたします
そもそもクスコとは?
15世紀頃にアンデス地域に栄えた南米最大で最後の帝国、インカ帝国の首都
クスコCuscoとは、ケチュア語で“へそ” “世界の中心” という意味をもち、帝国の首都であるとともに、当時のアンデス世界において最も重要な都市 だったそうです
1533年にスペインからの征服者ピサロによって滅ぼされますが、インカ人の築いた礎石の上にスペイン風建築が建てられた という建築様式が世界遺産として登録されています
大地震のあった際も、後からスペイン人の建てた部分は倒壊したにもかかわらず、インカの時代よりある基礎の部分は損害がなかった と言われているそうで、インカの礎石技術が飛んでないことがわかります
ではまずクスコ市内より散策♪
ちなみに私は完全プライベートツアーでした、贅沢(笑)
でも絶対にガイドさん付きがおすすめ!色々解説を聞きながら観光できるのは満足度高いです、団体ツアーでもいいかもですが!
クスコの観光はここアルマス広場から
インカ帝国時代はこの広場が中心となっていたそうで、現在も広場を囲うように当時の建造物が残っています
現在はお土産やさんやレストラン、旅行会社が集まっており観光の拠点となっています
マチュピチュへ向かう列車の会社、ペルーレイル、インカレイルの事務所?もこちらにありました
こちらは広場にあるインカ第9代パチャクティ皇帝の噴水
クスコの滞在が長かったので、よく広場まで散歩に行きのんびりしてました が、めちゃめちゃ日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めは必須!⚠︎
建物もたくさんあります
建造開始より100年後に完成したこのカテドラルは、インカ時代の宮殿の上に建てられたとのこと
屋根にある鐘は南米で最も大きい鐘だそうです
イエズス会の教会
こちらもカテドラルと同じくインカの宮殿の上に建てられています
アルマス広場から少し歩いたところにある、多角形の石
インカのの石材建築は「カミソリの刃1枚すら通さない」と有名です、12角という難しい形でもぴっっったり石を積み上げられています
この精巧さが美しく、また当時の技術で石材のみで組み立てられいていることが凄すぎる
ガイドさんはインカ人のクスコで生まれ育った方で、子供のころ他に12角の石がないか探し回ったけど、なかった とおっしゃってました
ちなみになぜ12なのかはわかっておらず、王族が12人家族だったから、1年は12ヶ月だから、ただ難しいから 等推測されてるそうです
普通の四角形ブロック石ももちろんあります
こちらガイドさんおすすめのストリート、石の組み立てが一番綺麗!とおっしゃっていました☺︎
今は教会となっていますが、インカ時代はコリカンチャという宮殿でした、意味は黄金の場所
意味の通り、当時宮殿の中には大量の金、銀があったそうです、これらの黄金はスペイン人に征服された際に本国に持ち去られたとのこと
入り口はこちらから
中はこんなかんじ インカ時代の礎石が残っています
台形の入り口をくぐると部屋に入ることができます ちなみに各部屋には月、太陽、稲妻、星などの名前がついていたそうです
ちなみに入り口がインカの時代のものかスペイン人の作ったものか見分ける方法は、台形か長方形か だそうです
部屋の窓、全く同じ形
街中で見つけた、ピューマの足跡
おもしろいことにクスコの街はピューマの形をしています、アンデスの人々にとってピューマは神聖な動物だったそうです
他にもヘビ、コンドルも聖なる動物とされており、いろいろな遺跡でこれらの動物の形や絵が見られました
クスコ近郊の遺跡をめぐる
というわけでクスコ市内の観光を終えて、次は郊外の遺跡を巡ります
1つ目、サクサイワマンは、クスコより少し標高の高い3555mの所に位置しています 富士山より少し高い!
おそらく要塞として使われていただろうと言われています
石組の技術が素晴らしいです
小さい石ならまだしも、こんなにも巨石で遺跡を作るあげているのすごい
ピューマの足のカタチ🐾
クスコの町が一望できます
先ほどクスコの町はピューマの形である と言いましたが、このサクサイワマンこそがピューマの頭に位置しているそう
そのくらい重要な場所だったのかな?
ちなみに日本人なら誰もが聞いたことのある言葉、“インティ・ライミ”は“太陽の祭り”を意味し、毎年6月24日に行われるアンデス地帯でも有名なお祭りで、現在はここサクサイワマンが舞台だそう
この時期は観光客がすごいらしくホテルが爆上がり&激混みだそう!予約は早くしなあかんで とガイドさん
2つめタンボマチャイは、聖なる泉と呼ばれているそうです
今もなお水が湧き出ており、水源的な意味合いを持つ場所だったそうですが、その源がどこかはわかっていないそうです
標高3800m以上の所にあります、、、
ハイここで!!
初アルパカ!!!!!
ペルーといえばアルパカ、アンデスといえばアルパカ、です
タンボマチャイの道中で初お目にかかることができました、かわいい、癒
3つめケンコーは、今までの遺跡と違い石組みによるのもではなく、大きな岩を削って作られています
宗教的な儀式が行われていたそうで、複雑な内部をしていました
ラスト、赤い砦の意味を持つプカ・プカラは、見晴らしのよい場所にあり、名前の通りクスコに出入りする人々を見張る役割を持つ建物だったそうです、要塞ですね
以上 !
クスコ市内と近郊の遺跡たちでした
インカ帝国の繁栄とスペイン侵略の名残を肌で感じることができました、めちゃめちゃおもしろい
終始標高の高いところを歩きます、高山病には要注意⚠︎
観光満喫した1日を終え、クスコに戻ってきました というわけでディナーにします
本日はこちら
Hanz craft beer & restaurant
クスコの中心アルマス広場にあるレストラン、とてもサービスが良く、席によっては広場とクスコの景色を見ながら食べることができ、おすすめです
ロモ・サルタード Lomo Saltado
牛肉、イモ、にんじんなど野菜を炒めた国民食です、rico!!
お肉が美味しいのはもちろんですが、それ以上に さつまいもとジャガイモが美味しかった!
大満足の1日でした☺︎